おおいた木造建築ファイル 000
的山荘 金山王の別荘だった名料亭
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1915年、山香町で馬上金山を経営していた、成清博愛の別邸として建てられた屋敷。的山荘の名は、金山を掘り当てるという縁起を担いだ、博愛の号より採ったものである。 玄関の式台や床、棚、書院の座敷飾りや欄間、別府湾と高崎山を借景とした庭園などに、伝統的な手法を用いている。便所の床板や扉にまで一枚板を用いており、材・技術ともに厳選されたものであったとうかがえる。 現在は日出町が全国に誇る、城下かれいの料亭として利用されている。1991年には、建物・庭園とともに町有形文化財に指定された。 |
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日出町有形文化財 所在地/日出町三の丸 竣工/1915年 建物用途/料亭 構造規模/木造2階建て MAP(Mapion) |
※このページは 大分大学
工学部
福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室
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