おおいた木造建築ファイル 000
奈狩江八幡宮 本殿・楼門 奈多海岸の松林に建つ神社
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大分県内でも有数の美しい海岸である、奈多海岸沿いに建つ八幡社である。729年(天平元年)に、宇佐氏が開祀したものと伝えられる。 このような海岸に位置するようになった理由としては、元々山の上にあった神社が宇佐神宮と関わりを持ち始め、「行幸会」(宇佐宮で新しい御神体が奉造されると、古い御神体が奈多宮へ還幸される)を行うため、海岸に降りてきたとの説がある。 楼門は1642年、杵築城代長・岡興長の寄進によって建てられたもの。本殿は八幡造による、1881年の建築である。 |
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杵築指定重要文化財(楼門) 所在地/杵築市奈多229 設計者/ 施工者/ 竣工/楼門1642年・本殿1881年 建物用途/寺院 構造規模/楼門木造1層四脚門 本殿木造平屋八幡造 MAP(Mapion) |
※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
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