おおいた木造建築ファイル 000

筑紫亭 主屋・離れ・塀 古きを守り抜く料亭

明治 34 年に開業し,現在地へ大正 3 年に新築移転している.

細部にいたるまで手の込んだ仕事が見られる. また,敷地内において主屋と離れで町名が違うという珍しい建物でもあり,さらに戦時中の傷跡が離れには残っており,特攻隊で出陣していく特攻隊員の生きた証が刀傷として残っている.

日本の伝統や文化に触れることのできる建物である.

DATE

登録有形文化財
所在地/中津市枝町
設計者/不詳
施工者/不詳                竣工/1914年(主屋)                大正末期(離れ)               大正期(塀)

建物用途/料亭
構造規模/主屋 木造二階建               離れ 木造平屋一部二階建
延床面積/主屋 413u
        離れ 125u

 
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※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
※記事・写真の無断転載・使用を禁じます ※2005年10月4日取材