おおいた木造建築ファイル 000

道の駅あさじ 菜花朧月館 さいかろうげつかん 

日本最大級の桁行35mを誇る

 大分と熊本を結ぶ、国道57号線の休憩所として整備された道の駅あさじは、県産杉材を用いた大型木造建築物である。

 杉丸太材を、独自の接合金物で接合したアーチ構造で、35mの大スパンを実現。集成材を用いたものを除き、国内最大の規模である。これによって木造ながら、柱が一本もなくガラス張りで内外が一体化した、開放的な空間が実現した。

 館内では地元特産品の販売や観光情報の提供を行うほか、レストランも完備。周辺の公園整備も進められ、ドライバーのオアシスとして機能している。
DATE

所在地/豊後大野市朝地町板井迫

設計者/黒川哲郎+泣fザインリーグ
施工者/蒲F岡建設
建物用途/休憩所
竣工/1999年
構造規模/
杉丸太平面トラスアーチ構造平屋建
延床面積/483.53u

電話/0974−64−1210
MAP(Mapion)

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※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
※記事・写真の無断転載・使用を禁じます ※2003年11月27日取材