おおいた木造建築ファイル 000
塩屋 3棟 市内最古の町屋
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当時大地主で小作人120人ぐらい雇っていた。(家主話)正月などには母屋の二階部分に小作人を招き料理を出していた。 その後、質屋⇒薬局を経て現在に至る。 現在は、母屋はギャラリースペース・生活空間として利用。中蔵はイベントごと物置として利用。古蔵は物置として利用されている。 塩屋は、1845年(弘化2年)『軒帳』に町屋としての記載があり、「商売株名面帳」には、1828年(文政11年)に味噌醤油株を取得している記述があることから、この頃から現在の場所で商売を営んでいたことがわかる。 塩屋土蔵は市内に残る最古の町屋であり、平面構成が壊されていないことからも竹田市内の町屋を代表する建造物といえる。 |
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登録有形文化財 所在地/竹田市竹田字八幡山1782 |
※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
※記事・写真の無断転載・使用を禁じます ※2004年11月20日取材