おおいた木造建築ファイル 000

野口病院管理棟 登録有形文化財

 1922年、開院当初の建物をそのまま守っているのが、野口病院の管理棟である。この建物は、北九州の石炭王と呼ばれた佐藤慶太郎氏から寄贈された。

 尖塔屋根を中心に、左右対称のファザードを見せる。グレーのモルタルスペイン壁の上部には、白漆喰のハーフティンバーがのっているのが特徴。
 1986年には全面的な改修工事が施されたが、外観はそのまま保たれ、現在に至っている。
DATE
所在地/別府市野口中町6−33
竣工/1922年
建物用途/医療施設
構造規模/木造2階建
修復工事/1986年
修復工事設計/山口隆史設計室
修復工事施工/佐伯建設

MAP(Mapion)

野口病院
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このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
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