おおいた木造建築ファイル 000
柴石温泉 小屋組みの見える人気の温泉浴場
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江戸時代に、柴の化石が発見されたことから名付けられた柴石温泉は、別府八湯のひとつに数えられ、市営の共同湯はここだけの存在。国のふれあい・やすらぎ温泉地整備事業により、1994年から3年かけてリニューアルされた。 別府石の外構や漆喰塗りの外壁が、落ち着いた雰囲気を作る。浴室は天井がなく開放的な造りで小屋組みが見渡せるが、湿気が多いため維持・管理の苦労は絶えないという。 屋外には露天風呂のほか、柴石温泉伝統の蒸し湯も完備。手ごろな値段や設備・環境のよさから、駐車場が満杯になるほどの人気を保ち続けている。 |
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所在地/別府市大字野田844〜846 設計者/松井設計 施工者/幸建設・真砂建設・九建 竣工/1997年 建物用途/公衆浴場 構造規模/木造平屋建 延床面積/502.38u 営業時間/7〜20時 定休日/第二水曜日(休日の場合翌日) 入浴料/210円 電話/0977−67−4100 MAP(Mapion) |
※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です
※記事・写真の無断転載・使用を禁じます ※2003年12月4日取材