石橋、石倉、石仏など、特に宇佐神宮と関係があるところには石の文化がある。そして石の文化にあわせて、今度は木の文化がある。だから石・木・竹の文化が大分県にはある。小藩分流の影響もあるが、非常に多様的である。また、東北や中部地方、関東地方から、外様大名が多く来ているからだと考えられる。熊本・福岡・鹿児島からが大半で、30万石から50万石以上の大名が来ていた。そういった大名が大半の中で、大分県だけが小藩でも2万石しかなかった。その中でも1番小さいのは玖珠藩の来島・長島である。そういったこともあり、大分県には飛地が多い。それが建築にも影響しており、材料としてはバラエティにとんでいるのだろう。
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