神仏習合とは、仏と神の出会いのことである。これは自然の中に神を見る信仰と人間の生き方を求める仏の道が調和されているということ。宇佐神宮のベースは神道だが、その他にも道教、仏教、儒教、景教( ユダヤ教のこと )の考え方が入っている。ちなみにユダヤ教から発展してイスラム教になった。
実在の渡来人が神として祀られている場合もある。また、人間が神様の扱いを受けることを現人神という。神の代理人として姿を現すことを現人神といい、昔は天皇が現人神だと考えられていた。また、非人神は神族のことである。そして権現というのは仮の姿のことをあらわしており、徳川家康は通称大権現といわれている。
聖武天皇もそうだが、聖徳太子が仏教を入れた時に、国の政策として、仏教を主にしていた。だから建築でも、仏教建築や寺院建築の様式が入ってきていたようだ。
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