◆通貨
通貨 通貨単位はリラ(LIRA)。
紙幣は1,000、2,000、 5,000、10,000、50,000、100,000、500,000リラ 、硬貨は 50、100、200、500、1000リラがある。
トラベルコーナーが設置してある東京三菱銀行の支店、もしくはイタリア商業銀行にて外貨両替が可能。リラ建てトラベラーズチェックはイタリア商業銀行で購入可能。 　
イタリア商業銀行：東京都千代田区丸の内２−２−１ 岸本ビル１Ｆ　TEL:03-5221-7800

今回の旅では？
1000リラはチップとして、500リラはトイレ使用料としてよく使う。また、10万リラは美術館でも、お店でも「small,small！（小さなお金にしろ）」と言われ、嫌がられるので、両替する時に、５万リラや１万リラにくずしておくほうが良い。とにかく、10万リラは使えないので注意！！

◆四季と気候
イタリアの気候は温暖で四季の区別がはっきりしていて、全体的には日本の気候と良く似ている。 東京とローマの気温は年間を通してほぼ同じなので、日本に居るときと大体同じような服装で観光をすることができる。
日本との相違点は夏乾燥し、冬に比較的雨が多 いこと。 そのため、真夏でも気温の割には日陰や屋内ではしのぎやすく、夜はむしろ肌寒く感じることさえあるので、セーターなどを一枚もって行くとよい。
また南北に長い国なので地域による気温差が大きいことにも注意。 特に北イタリアでは冬はかなり寒くなる。カイロ、手袋、マフラーなど防寒対策はしっかりと。
＆各都市の気温

今回の旅では？
今年は（というより近年は）、異常な暖冬らしく、12月だというのにローマでは暑いくらいだった。さすがに、夜になると寒いけれど（４時半くらいに日が暮れる）、昼間はとにかく動き回っているので、そこまで寒さは感じなかった。 風が無かったので、とても過ごしやすかった。
ちなみにイタリアの天気予報は当たらないので参考にしてもあまり役に立たない。

◆治安
特にものすごく危険であるということはないけれど、置き引きやスリには十分気を付けること！
貴重品（パスポート、現金、クレジットカード）などは持ち歩かずにホテルフロントのセーフティーボックスなどに保管するか、絶対に取られないところに身につけて。
また、混んだ地下鉄やバスはスリが多いので、 バッグなどは前にかかえるようにして持ったほうがよい。イタリアのスリはかなりのプロ！用心に超したことはない。

今回の旅では？
わたしたちは、毎日、夜8時、9時まで歩き回っても何も危険な目には遭わなかったが、以前、イタリアに行った友達はサン・ピエトロ寺院の近くで、スリにあって財布をすられた。とりあえずジプシーには気をつけた方がよいと思う。（特に、赤ちゃんを抱えた女性のジプシーには注意！）
とにかくパスポートだけは常時身につけて。これがないと帰れなくなるので、とっても大切。日本人のパスポートは高い値（場合によっては100万円！！）で売買できるので狙われやすいそうだ。

◆言葉
標準語は国の北から南まで通してイタリア語。ただし、地方により少しづつ異なる方言がある。 観光地の多くのホテル、商店、あるいは船、飛行機、列車、ツアーバスなどでは英語やフランス語が話される。 イタリア語は母音が多く、大体ローマ字読みにすれば良いので、日本人にも比較的楽に発音できる。

今回の旅では？
街の中を自由に歩く時は、地名や看板はイタリア語と共に英語が表記してあったり、イタリア語もなんとなく読めるのでけっこう分かりやすい。 また、目印になる教会や広場が至るところにあるので、迷ってもここがどこであるかは推測できる。
現地の人とコミュニケーションをとる時は、英語がそれなりに通じるのでなんとかなる。わたしは結局、イタリア語は「ボンジョルノ！（おはよう）」、「バナセーラ！（こんばんは）」、「グラッチェ！（ありがとう）」しか使ってなかった。加えて、ブランドのお店や、免税店などには日本人スタッフがいる場合もあるので便利（結構、イタリアで暮らしている日本人は多い）。しかし、表通りを一歩入った裏通りになると、英語さえも通じなくなることがあるので大変。

◆祝祭日
１月１日お正月／　１月６日エピファニア／　４月２３日復活祭／　４月２４日イースターマンデー／　４月２５日終戦記念日／　５月１日メーデー ／　８月１５日聖母被昇天祭／　１１月１日諸聖者の日／　１２月８日処女懐妊の日／　１２月２５日クリスマス／　１２月２６日サント・ステーファノの日

各都市の諸守護聖人の日 ヴェネツィア　４月２５日／フィレンツェ　６月２４日／ジェノヴァ　６月２４日／トリノ　６月２４日／ローマ　６月２９日／パレルモ　７月１５日／ナポリ　９月１９日／ボローニャ　１０月４日／バーリ　１２月６日／ミラノ　１２月７日