イタリア旅行記

ドゥオーモ広場(ピサの斜塔)
ドゥオーモ広場 あまりにも有名なピサの斜塔は、フィレンツェから1時間くらいのピサにあります。ピサの街は、閑静な街でローマやフィレンツェのようにゴミゴミしていません。
このドゥオーモ広場に、ピサの斜塔の他にドゥオーモ、洗礼堂、カンポサント、美術館があります。
<-ドゥオーモ広場全景(奥がピサの斜塔)
ピサの斜塔はこのドゥオーモの鐘楼として建築されたことからも分かるように、れっきとした教会です。ピサ・ロマネスク様式の最高傑作と言われるだけあって、とても美しい外観をしています。大理石の白い壁と緑の芝生とのコントラストがとてもきれいでした。 ドゥオーモ
ドゥオーモ外観->
内観
ドゥオーモの内観は、東方文化(イスラム圏)の影響が強く表れています。特に印象的だったのは、白と黒の縞模様に塗り分けられた柱やアーチでした。内部の絵もフレスコ画ではなく、モザイク画で、どことなくエキゾチックな雰囲気を感じました。
<-内観
洗礼堂
私はこの洗礼堂にはとても感激しました。私たちが見学していた時、洗礼堂の管理人がその音響効果を披露するために、アカペラで歌ってくれ、その音色の美しさに本当に聞き惚れてしました。声が次々とエコーしていって、一人で歌っているにも係わらず、混声に聞こえるのです。この建物のどこにこんなにすごい音響効果があるのだろうか?と思わず思ってしまうくらい素晴らしいものでした。
洗礼堂->
カンポサント カンポサントとは納骨堂のことです。緑の芝生に覆われた中庭を回廊が囲んでいます。回廊の床には、亡くなった人の名前と西暦が刻まれていて、ここが納骨堂であることを知らせてくれます。
<-カンポサント
ピサの斜塔
ピサのシンボルとも言えるピサの斜塔。
高さは約55mで、今も傾き続けています。この写真では分かり難いのですが、左側をワイヤーで引っ張って、傾くのを防いでいます。写真で見るより、この目で見ると、けっこう傾いています。確かに倒れても不思議ではありません。なお、以前は塔の頂上まで上れたそうですが、今は上れません。
今も傾き続けているピサの斜塔->

Pisa