4.アニメーションの作成 |
4−1 使用ツール |
STmageのレンダリング作業で得られたTIFFファイルをVHS形式に変換する作業の橋渡し的役割として、Digital Processing Systems社のPerception systemとPerception Playerを使用した。 |
4−2 アニメーションの設定 |
前節において作成したCGを用いて、歩道を仮想的に歩くアニメーションをそれぞれ作成する。この2種類のCGアニメーションに共通していない要素は、その再生時間であるが、「仮想街路モデル」1つの再生時間が15秒、「大分市中央通り」は45秒に設定した。「仮想街路モデル」については類似した映像であるため、アンケートを行った際、被験者に記入疲れが起きないよう、「大分市中央通り」については大分市中央通りということを認知してもらうため長めに設定した。各街路アニメーションの概要を表3に、完成した「仮想街路モデル」、「大分市中央通り」のアニメーションをそれぞれ図6、図7に示す。 |
仮想街路モデル
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大分市中央通り
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再生時間
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15秒
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45秒
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フレーム数
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30
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30
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総フレーム数
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15×30=450 |
45×30=1350
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歩行速度
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75m/分
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75m/分
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視点の高さ
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160cm
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160cm
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歩行ルート
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開始後に回りを見回した後直進
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開始後に回りを見回した後直進
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4−3 アニメーションの作成方法 |
@作成したCGを用い、歩行するルートを設定し、レンダリング(TIFF形式)を行う。 Aレンダリング終了後、Perception systemにファイル形式PVRで圧縮読み込みをする。 BPerception systemとビデオと連動させ、読み込んだアニメーションをPerception Playerで解凍再生しながらVHS形式に録画する。 |
CG画像のレンダリング
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レンダリング画像の編集
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アニメーションのVHS入力
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