やまなみハイウェイとは

大分県別府市の九州横断道路入口から、熊本県の一の宮を結ぶやまなみハイウェイは、 全長約58kmの交通の幹線道路である。正式名称を別府一の宮線といい、大分県別府市から始まり、湯布院町、九重町を通って、熊本県一の宮町へと至る。1964年6月の開通以後30年間、有料(全線1850円)であったが、1994年6月に全線無料開放されている。

山あいの高原地帯を貫くこの道路は、交通面で重要な幹線道路であると同時に、九州屈指のパノラマロードでもある。その中でも、特に美しい景観を見せるのがくじゅう・阿蘇地域である。この地域は、九重連山や阿蘇五岳といった山々と、ゆるやかに広がる高原の織りなす景観が非常に美しく、毎年、多くの観光客がここを訪れている。加えて、やまなみハイウェイの沿線沿いに、別府温泉、湯布院温泉、黒川温泉、長湯温泉など、数多くの温泉地が点在することも、多くの観光客が訪れる要因のひとつとなっている。




やまなみ周辺地図