研究の内容

 

T 景観シミュレーション作成

街路景観は様々な構成要素によって形成されているが、この中でも特に影響を与えるものとして電柱・

電線・街灯・看板・塀・道路舗装があげられる。そこで、本研究のCG作成では

@ 壁面  A 電柱・電線  B 街灯  C 道路舗装

 

4つに関して景観要素の操作を行う。

 

 

 

@壁面                                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 


        二王座地区に存在する建物                アーケード内にある建物

 

建物は、街並みを形作る大きな要素であるため、建物の統一感が沿道景観の良否を決める大きな

要因となっている。そこで本研究では、臼杵市既存の日本の伝統的な建築物から、壁面・窓・

シャッター・軒、などの建築物の構成要素を取り出し、現在の商店街の壁面へ貼り付けた。CG作成

においては、中央商店街の現状の壁面とその壁面を商家風にアレンジしたものの2種類を用いている。

 

 

 

 

A電柱・電線

 

電柱・電線については、戦後の復旧にあたって迅速性と

低廉性から、高架電線が原則とされ、現在の道路上の

配電網が築かれた経緯がある。しかし、現在では質の

高い道路空間が求められ、これらの道路占用物件は、

空間の開放感や景観を阻害する要素として考えられる

ようになり、地中化が望まれている。そこで、本研究

では電柱・電線があるものとないものをCG作成した。

 

 

 

 

 

                        

 

 

       

 

 

 

 

 

B街灯                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 


      アーケード内にある看板             二王座地区にある街灯

 

現在臼杵市中央商店街で使用されている街灯A(店舗の広告を兼ねているもの)二王座にて使用されて

いる街灯Bの二種類をCG作成した。

 

 

C道路舗装

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アーケード内にある街路舗装               二王座地区にある街路舗装

 

現在、臼杵市では商店街の道路舗装を、そのまま残すか、それとも滑りにくく景観にマッチしたタイルに

変えるかが問題になっている。そこで、本研究では、商店街で現在使用されている道路舗装のタイルAと、

臼杵らしさを感じる二王座の道路補装を用いたタイルBをCG作成した。

 

 

手順1 Photo Shop を利用して写真の加工・補正

 

手順2 Photo Shop を利用して写真の加工・補正(商家風にアレンジ)

 

手順3 Stmage Master にてCGアニメーション作成

 

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