第二章 土地被覆分類を用いた分析



 次に土地被覆分類を用いた分析に移ります。これは土地被覆分類図の変遷及び土地被覆分布割合を示しています。1987年から1998年にかけて市街地割合が増加し、緑地割合が減少しているのがわかります。市街地は4%の増加で、緑地は6%の減少でありました。

 土地被覆状況を3次元で表現するとこのようになります。

 この図は1987年、1998年の土地被覆分類データを用い、市街地以外のカテゴリーから市街地へ変化した部分だけを抽出し描画させたものであります。白で表されているのは1987年次において既に市街地であったメッシュ、赤で表されているのはその後9年間で拡大した市街地部であります。 高江ニュータウン、けやき台、米良周辺、大在地区など、新たに造成された住宅地や市街地、高速道路の広がりの様子が顕著に現れています。


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