CHAP2.html
2.4
音の強さ
周知のように(電力)=(電圧)×(電流)であり、音の強さは電気でいう電気のエネルギの電力に対応するので、音の強さIは
I=Pv(watt/m
2
)
となる。ここで、平面波の特性インピーダンスの場合
の関係から、
となって音の強さは、音圧、粒子速度いずれに対してもその2乗に比例することが明らかである。
ここで交流電力の計算には電圧、電流の値として実効値をとるように、上式の音圧、粒子速度は
実効値
をとらねばならない。