normal { [ NORMAL_IDENTIFIER ] [ PATTERN_TYPE FLOAT ] [ NORMAL_TYPE ] [ NORMAL_MODIFIERS ... ] } |
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normal | ノーマルを指定するキーワード | |
NORMAL_IDENTIFIER | ノーマル識別子の指定 | |
PATTERN_TYPE FLOAT | パターン・タイプの指定 ⇒「13.1 パターン・タイプ」 FLOATには凹凸の見かけの深さを制御する実数値を指定する。 通常は0.0〜1.0であるがどんな値でも使用できる(負の値はパターンを反転させる) [デフォルト: 0.5 ] |
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NORMAL_TYPE | ノーマル・タイプの指定。 下記のものが使用できる。 ●スロープ・マップ(slope_map) ●ノーマル・マップ(normal_map) ●バンプ・マップ(bump_map) ※ このオプションはノーマルにしか影響しない。 |
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NORMAL_MODIFIERS... | 変形などのオプションの指定 ⇒「13.2 テクスチャのオプション」 |
//これは... //このように短くできる object { object { My_Object My_Object texture { pigment {color Purple} pigment {color Purple} normal {bumps 0.3} normal {bumps 0.3} } } }
normal{ PATTERN_TYPE slope_map { [ NUM_1 POINT_SLOPE_1] [ NUM_2 POINT_SLOPE_2] ... [ NUM_n POINT_SLOPE_n] } NORMAL_MODIFIERS... } |
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normal | ノーマルを指定するキーワード | |
PATTERN_TYPE | パターン・タイプの指定 ⇒「13.1 パターン・タイプ」 | |
slope_map | スロープ・マップを指定するキーワード | |
NUM_1〜NUM_n | 傾きを指定する点のx 座標、0.0 〜 1.0 の実数値 | |
POINT_SLOPE_1 〜POINT_SLOPE_n |
各点における傾きを2次元ベクトル<h,s>で指定する。h はその点における曲線の高さを示す。 通常 0.0 〜1.0であるがどんな値でも使用できる。s はその点における曲線の傾きを示し、s=0 はフラット、s=1 は 45゜、s=-1は -45゜となる。 通常は-3.0〜3.0の範囲で指定する。 | |
NORMAL_MODIFIERS... | 変形などのオプションの指定 ⇒「13.2 テクスチャのオプション」 |
normal { gradient x // パターン・タイプ slope_map { [0 <0, 1>] // 高さ 0、傾き 1 [0.5 <1, 1>] // 高さ 1、傾き 1 [0.5 <1,-1>] // 高さ 1、傾き -1 [1 <0,-1>] // 高さ 0、傾き -1 } }
#declare Fancy_Wave = slope_map { [0.0 <0, 1>] // ここで [0.2 <1, 1>] // とても小さな [0.2 <1,-1>] // 三角形を [0.4 <0,-1>] // 作る [0.4 <0, 0>] // ここから [0.5 <0, 0>] // ここまではフラット部分 [0.5 <1, 0>] // 矩形波の始点 [0.6 <1, 0>] // 矩形波の終点 [0.6 <0, 0>] // ここから [0.7 <0, 0>] // ここまで再びフラット部分 [0.7 <0, 3>] // 半円形の始点 [0.8 <1, 0>] // フラットな頂点 [0.9 <0,-3>] // 半円形の終点 [0.9 <0, 0>] // 1.0 までフラット部分 } object{ My_Object pigment { White } normal { wood slope_map { Fancy_Wave } } }
normal{ PATTERN_TYPE normal_map { [ NUM_1 NORMAL_BODY_1] [ NUM_2 NORMAL_BODY_2] ... [ NUM_n NORMAL_BODY_n] } [ NORMAL_MODIFIERS... ] } |
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normal | ノーマルを指定するキーワード | |
PATTERN_TYPE | パターン・タイプの指定 ⇒「13.1 パターン・タイプ」 | |
normal_map | ノーマル・マップを指定するキーワード | |
NUM_1〜NUM_n | 各エントリーの範囲の指定、 0.0〜1.0の実数値 | |
NORMAL_BODY_1 〜NORMAL_BODY_n |
各エントリーのノーマルの指定。 通常のノーマルであればどんなものでも使用できる。 normal {} はここでは必要ない。 | |
NORMAL_MODIFIERS... | 変形などのオプションの指定 ⇒「13.2 テクスチャのオプション」 |
normal { gradient x // パターン・タイプ normal_map { [0.3 bumps scale 2] [0.3 dents] [0.6 dents] [0.9 marble turbulence 1] } }
normal { checker normal { gradient x scale .2 } normal { gradient y scale .2 } } }
normal { bump_map { FILE_TYPE "filename" [ BUMP_MAP_MODIFIERS... ] } [ NORMAL_MODIFIERS... ] } |
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normal | ノーマルを指定するキーワード | |
bump_map | バンプ・マップを指定するキーワード | |
FILE_TYPE | 2次元画像のファイル形式を次の中から指定する。 gif、tga、iff、ppm、pgm、png、jpeg、tiff、SYS ※SYSは使用するプラットフォーム固有の形式 |
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FILE_NAME | 2次元画像のファイル名の指定 ※ カレント・ディレクトリとLibrary_pathを指定したディレクトリ以外の場所にあるファイルは、次のようにフルパスで指定しなければならない。例)DドライブのpovfileディレクトリにあるImage.gifファイルを指定する場合 bump_map { gif " d:\povfile\Image.gif " } |
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BUMP_MAP_MODIFIERS... | イメージ修正オプション。bump_size, use_index, use_colorが使用できる。 その他のオプションについては「13.2 テクスチャのオプション」を参照せよ。 | |
NORMAL_MODIFIERS... | ノーマル修正オプションの指定、スロープ・マップとパターン波形以外のノーマル修正が使用できる。 |
●バンプ・マップの例(図12.2-3) sphere{0.5,0.5 normal { bump_map{ tga "povray.tga" bump_size 1 } } pigment{color rgb<0.8,1,0.3>} translate -0.5 rotate x*90 } |
normal { bump_map { gif "stuff.gif" bump_size 5.0 } }
normal { My_Normal // 前に定義されたノーマル名 bump_size 2.0 // 新しいサイズに変更 }