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イタリア旅行記

ヴァチカン宮殿(美術館)
玄関

ヴァチカン美術館はもともとは法王が住んでいた宮殿ですが、現在は古代ギリシャ美術や現代美術まで幅広い年代の美術品を展示しています。 交通手段としては、地下鉄A線のチプロ駅が最寄りの駅となります。
とにかく広いので、じっくり見て廻ると1日ではとても回り切れません。 自分のスケジュールに合わせて廻るとよいと思います。(朝早くから来たほうがいい)
それから、券売所で解説のCDを借りることをオススメします。

<-美術館玄関 中庭
右の写真は美術館の中庭です。美術館の各展示室はこの中庭をぐるっと囲むように配置されています。この日はとても天気がよかったので、たくさんの人がこの中庭で一休みしていました。
また、この中庭の壁づたいに美術品やフレスコ画の修復作業の過程を説明してあるパネルがずらっと並んでいるので、そこに人が大勢集っていました。
 
美術館中庭->
ラオコーン ベルヴェーレの中庭にはたくさんの彫像や石棺があります。この有名な「ラオコーン」像もその一つです。他に「アポロ像」「ヘルメス像」などがあります。
<-ラオコーン像 天井
美術館内部はとにかくきらびやかです。天井も右の写真のように様々な装飾が施されてあります。壁に展示してある絵画や彫刻などの美術品も素晴らしいのですが、この天井も思わず見入ってしまうほど素晴らしいので、上ばかり見て歩いてしまいました。
金色の天井->zoom
タペストリー
これは5×10mはあるかという巨大なタペストりーです。タペストリーの間には壁の両側にこのようなタペストリーがびっしりと飾ってあります。なんとこれが一針一針、手で刺繍していったものだそうだから、本当に驚きです。
zoom<-タペストリー  

内部の写真は暗くてうまく撮れていなかったので、載せませんでしたが、本当に素晴らしい美術品がたくさんありました。特に、システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作の「最後の審判」は必見の価値があります。見ていると圧倒されます。礼拝堂の中にそれこそ満員電車のごとく人がいるのですが、その人皆、上を向いて絵画を鑑賞していました。

Vaticano 1-2