竹材の使用を妨げている要因として強度の高い接合法がないことが挙げられます。そこで、我々の研究室では、強度の高い接合法として、竹の中空部に何らかの充填材を詰め、木材の接合用に我々の研究室で開発した「接合金物と接着剤を併用した接合法」を応用した接合法の開発を行っています。その接合法の詳細や施工法は下図に示します。
この接合法により、竹材同士又は、竹材と他の材料との強度の高い接合が可能となり、下図のようなさまざまな形状で接合ができます。