The first day5

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すごい!本当に止まってるー。

17:30。バンコクセンターホテルに到着。 どんなボロイホテルかと思っていたら、けっこうまともだったのでホッとした。 なぜかと言うと、私たちのパッケージツアーは激安ツアーの中でも、更に激安のエコノミープランだったので ホテルがとても不安だったのである。(5泊6日のオプション付きでなんと¥64000!)

荷物を部屋において、18時に間に合うよう、タイ最大の駅ファランポーン駅へ。 18:00。駅の構内にタイの国歌が流れ始める。 その途端、ファランボーン駅の時間がピタッと静止した。 誰1人として動かない。ドッキリみたい。本当に皆止まってる。 そう、タイは皇室信仰が厚く、朝8時と夕方6時に公共施設で国歌が流れるのだが、 その間、人は全ての行動を止めなければならないのだ。 やがて、国歌が終わると、思い出したように皆が動き始めた。 感動だ。私たちはこれが見たくて、ファランポーン駅にやって来たのだ。

私たちが感動に浸っていると、なんだかあやしい白人が近寄ってくるではないか。 台湾の空港で、いろいろとオヤジにおどされたから、 私たちはタイに着いてそうそう変な外人につけこまれたかととにかく警戒する。 この外人は、英語で自分はあやしいものではなくて、TATの者だと熱弁。 私たちは英語がさっぱりなので??状態。一体、何を言いたいんだ?

結局、その外人の後について、ツーリストに旅の情報を提供する、駅近くのinformationに行くことになってしまった。 私たちはだまされているんじゃないかと不安になりつつ、informationで色々と観光情報を聞いた。 しかし、とにかく英語に不自由している私たちのために、みんながどうにかしようと努力してくれる。 ツーリストの白人のおじさんが英語を日本語に訳して私たちに伝えてくれたりした。

その時、私がうっかり「タイシルクに興味がある」と言ってしまったものだから、 タイシルクの店に連れて行かれてしまい、もちろんタイシルクを買うわけもなく帰ってきてしまった。





タイ最大の駅「ファランボーン駅」。 駅の構内にはミスドやケンタッキーがあったりする。 黄色の僧衣を着たお坊さんがたくさん座っていた。

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