第二章 研究の方法

  • 対象地域を数値地図情報をもとに3次元コンピュータグラフィックスで表現

  • 物理的に(定量的に)緑地部を抽出するためにリモートセンシング技術の一つであるランドサットデータを使用して土地被覆分類図を作成。

  • 対象とした地域において熊本市の代表的公共空間13地点を視点場として選定し、それぞれの視点場における可視領域を抽出

  • 『視線入射角の大きいエリア=視点場からよく認識でき、視界に入りやすいエリアである』という考えのもとで、可視領域内において視線入射角の大きい場所を抽出

  • 『仰角の大きいエリア=視界にダイナミックに映る、景観上重要なエリアである』という考えのもとで、可視領域内において仰角の大きい場所を抽出

  • 各視点場から視認することの出来る山の緑地の中でも、とりわけ山容の輪郭を形成する地域が無計画に開発されると山の連続性が失われ、景観上非常に問題があるという考えの下、山容の輪郭に該当する地域を抽出した。

  • 三つの分析の結果を重ね合わせ、最終的に本研究において最も景観上重要と思われるエリアの抽出。

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2.はじめに
3.土地被覆分類図
4.視線入射角分析
5.仰角分析
6.山容輪郭分析
7.各分析結果の重ね合わせ
8.まとめ・今後の課題

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