第七章 各分析結果の重ね合わせ



最終的にそれぞれの分析の結果を重ね合わせて特に顕著に現れている地域を割り出した。 図7は各分析の結果を重ね合わせたもを地図上にプロットしたものである。

 結果的にはAの金峰山周辺が仰角と視線入射角が強く現れていて、 Bの飯田山・船野山周辺、Cの宇土半島、Dの雁回山、Eの甲佐岳周辺 地域は山容の輪郭と視線入射角が強く現れているといることが分かった。

 これらの地域は今回の研究の結果、視点場群によって構成される熊本市域 において緑地景観上非常に重要である地域と言えるであろう。

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1.はじめに 
2.研究の方法
3.土地被覆分類図
4.視線入射角分析
5.仰角分析
6.山容輪郭分析
8.まとめ・今後の課題

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