ランドサットTMデータを用いた市街地・緑地環境変化の基礎的解析
本稿では市街地から望むことの出来る緑地が景観上非常に重要であると考 え、熊本市の代表的公共空間13視点場からの可視領域内において、景観保 全の候補地域を挙げるために景観上重要となると思われる『視線入射角・仰 角・山容の輪郭』という3つの指標を用いて計算・分析を行い、さらに土地 利用分類図を使用して抽出された地域の中でも緑地である場所をそれぞれの 分析における保全対象地域とした。
また最後に三つの分析によって導き出された保全対象地域を重ね合わせる ことによって最終的に景観上重要な位置を占めると思われる地域を定量的に抽出した。
詳細な内容を以下の目次にしたがって述べております。
1.はじめに
2.研究の方法
3.土地被覆分類図
4.視線入射角分析
5.仰角分析
6.山容輪郭分析
7.各分析結果の重ね合わせ
8.まとめ・今後の課題
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