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疲れたよ。〜チャオプラヤークルーズ〜 | ||||||||
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それからまもなくして、船が動き出した。
船窓からチャオプラヤの風景を眺めながら、食事をとる。なんて、ぜいたくな午後。
タイに来て、こんなにぜいたくしていいのかな。 食事を終えて、甲板に出て、風に吹かれながら外を眺めたり、写真を撮ったりした。 (風があっても、甲板は日差しが強いし暑い。白人は真っ赤になっていたし。) チャオプラヤの川沿いにはたくさんのお寺がある。 こんなにたくさんお寺があって、一体どうするんだって思うくらい。 あと、羨ましいのがそれぞれの家に川辺に突き出たバルコニーがあること。 ここで、タイの人は喋ったり、食事をとったりするんだなあと思った。 そんなふうに楽しいチャオプラヤークルーズも、さすがに何時間も続くと飽きてくる。 最初はもの珍しいタイの風景も、ずっと同じなわけだから。 1時間前と同じ風景じゃんって思ってしまうわけだ。 15時。ティータイム。城さんはコーヒー、私は紅茶。2枚のクッキーつき。 これまた、優雅な午後のひととき。幸せだ。 日が傾き出してきたころ、チャオプラヤのほとりに高いビルが見え始める。 いよいよバンコク到着も近い。 昨日見に行ったワット・アルンの仏塔が見えたりして、みなさん盛んにカメラのシャッターをきっていた。 夕方の光の中、黄金に輝くお寺と仏塔を船の甲板から眺めると、なんとも言えないものがあった。 16時。船はマハラートの桟橋へ到着。長い船旅が終わった。 船を下りてもまだ船に揺られているような感覚を覚えながら、迎えに来ていたパニダと合流する。 「楽しかった?」とパニダが聞いてきたので「楽しかった!でも、ちょっと、疲れたかな。」と答えた。 タイ・シルクの店へ。この店は今まで行ったタイ・シルクのどの店よりも、品揃えが豊富だった。 布、クッションカバー、ネクタイ、かばん、小物(ポーチとか)など、お土産にはうってつけってかんじ。 別に、買う気はあまり無かったんだけど、なんだかうだうだしてた。
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