都市景観の類型と景観評価構造把握による 景観保全手法に関する研究 Study on the Landscape Preservation Method Using Classification and Evaluation Construction of Urban Landscape
第6章 総括
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近年、景観計画を都市計画の主要な課題として位置づける都市が多くなっている。一般的に都市における景観整備計画を進める場合には、まず、都市の地形的条件と多様な都市の構成条件などを的確に読み取り、現存している景観の特徴と問題点を抽出して、当該都市の特性に合った固有の景観整備案を策定することが必要とされる。
1). 景観画像データベース 2. 意識構造と視覚構造の関連を基にして、問題景観の判断手法を構築すること 1). 可視判定・視野角比という視覚指標により都市景観の視覚的特徴を抽出 3. 山並み眺望景観を保全するため、山並み眺望景観の形態別に、山並み眺望景観上影響度が高い地域を抽出すること 1). 山並み眺望景観の眺望形態における視点場抽出 4. 山並み眺望景観を保全するため、建物最高高さ制限に着目した山並み景観保全指針を提案すること 1). 建物高さを考慮した山並み眺望景観を保全する基準 2). 山並み景観の視覚的特徴から、以下を山を望む良好な視点場群として設定 3). 今回の研究では、視点場と周辺地域の地形的情報から、山並み景観保全の地域の指定と、その方向性を示すことができた。
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