都市景観の類型と景観評価構造把握による 景観保全手法に関する研究 Study on the Landscape Preservation Method Using Classification and Evaluation Construction of Urban Landscape
第5章 建物高さを考慮した山並み眺望景観の保全手法の 提案 ■背景 ■目的 ■第5章のフロー ■方法 ■保全対象山の設定 ■NEXT |
||
|
Background 1. 都市景観における自然景観、特にスカイラインの造成及び維持をするため、高層建物の高さに関する指針を決めることは非常に重要視されている。都市のスカイラインは観察視点によって多様な変化を見せているし、観察者によって評価が異なるので、客観性ある制限基準を定めることは容易ではない。 Purpose 1. 高層建築物が山並みスカイラインに与える影響を分析することで、建物高さを考慮した山並み眺望景観の保全手法の提案を行う。 Flowchart Method 本章では、3章、4章と同様に釜山市の250mメッシュデータを用いている。まず、分析対象山に対する現況調査、可視不可視分析、仰角分析等を行う。次に、対象山を望むことの出来る全視点場において、求まった仰角分析からその山を望むにふさわしい視点場群(仰角5°〜10°)の抽出を行う。保全判定基準として、山並みスカイライン・標高100mラインをあげて、視点場との関係から建物高さの計算を行う。次に、視点場群について、視覚量、視線入射角の計算を行う。最終的に、これら視点場群の情報と建物最高高さの結果から釜山市における山並み景観保全の指針を考察していく。 保全対象の山の設定について 市街地は、丘陵や山々が囲むように存在してる。今回は、保全対象の山として市街地の中にある4つの山を設定します。 図5−2 白陽山周辺の現状 図5−3 白陽山のシミュレーション画像 図5−4 白陽山の位置図
I'm Sorry. 第5章の続きは後の更新の時まで待ってください。 でも、第1、3、6章は完成しています。 |