都市景観の類型と景観評価構造把握による 景観保全手法に関する研究

Study on the Landscape Preservation Method Using Classification and Evaluation Construction of Urban Landscape

 

第4章 山並み眺望景観における視覚的特性の分析

■背景 ■目的 ■第3章のフロー ■方法 ■保全対象山の設定  ■NEXT

 

 



 


Background

1. 前章まで挙げられたように山地、特に 斜面地における高層建物に対する問題意識が高く、釜山都市景観の特徴でもある山並み眺望景観を保全対象として、その山並み景観に対する視覚的特性を把握することは重要であります。


Purpose

1. 本章では、景観保全地域指定の基礎的資料を得るために、マクロ的景観で主要な山々を眺望する際、景観上影響度の高い地域を抽出することを目的とする。


Flowchart

             


       Method

 釜山市の保全対象の山として、4つの山を設定する。これらの山々は、中心市街地周辺に位置して、主に都市景観の背景となっている。次に、釜山市の250mデータを用いて、メッシュの交点を視点、保全対象の山を参照点とし可視不可視計算を行い、保全対象の山を望むことのできる視点場を抽出する。山を眺望する際の眺望形態を仰角5oでの眺望、仰角9oでの眺望、コンケイブ地形の眺望の3つを定義し、それに適応する視点場群を設定する。その視点場群から、山を眺望する際の視野範囲を求め影響度の高い地域を抽出する。また山の周囲に遮蔽BOXを建てその可視量から、山を眺望する際の影響を考察する。


保全対象の山の設定について

市街地は、丘陵や山々が囲むように存在してる。今回は、保全対象の山として市街地の中にある4つの山を設定します。

 

I'm Sorry. 第4章の続きは後の更新の時まで待ってください。

でも、第1、3、6章は完成しています。