大分の商家   北部 中部 南部 西部

北部
むろや醤油 (中津市)

江戸時代,外敵から守るためにお寺やお宮を造ったのと同じように、この醤油蔵の周りには酒蔵などの蔵を造ることで敵から攻めにくい町を造っていきました。

 

 

綾部味噌 (杵築市)

約 200 年前に建てられました。杵築で最も古い商家といわれています。昔は酢屋であったことが坂道の城下町、杵築を代表する酢屋の坂の名前の由来といわれています。

 

 

中野酒造 (杵築市)

創業当時から酒蔵として居蔵造という形式で造られました。居蔵造とは蔵と住居が同じ建物にある形式です。今も居住・店舗棟として使用されています。1874年に建てられました。

元旦を以外の毎日、朝8時から夕方5時まで見学できます。

 

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帆足本家酒造蔵 (大分市)

戸次本町(へつぎほんまち)は、江戸末期から戦前にかけて在町(=農村だが、城下町のような商業活動の許されたところ)として栄えた、古い街並みが残る地区です。そんな戸次の中心にあるのが、帆足酒造の酒蔵群です。江戸時代から明治時代に建てられました。

入館時間 9:00〜16:30

休館日 月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)

南部
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可児醤油 (臼杵市)

稲葉貞通の臼杵移封(=領地を移しかえる)の際、先遣隊として送り込まれた可児伝右衛門が活動を盛んにさせた醤油店で、それ以来400年ずっと同じ場所にあります。黒壁は、戦争中に米軍機の標的になるのを防ぐために塗られた残りで、創業以来の2階窓の鉄扉も金属供出されています。1600年に建てられました。

 

小手川酒造 (臼杵市)

作家・野上弥生子の生まれた家です。150年前の酒造蔵が現在でも使われているほか、14歳まで過ごした住宅が改装され、文学館として再生されています。1850年に建てられました。

入館時間 8:30〜17:00

休館日 なし

入館料 一般 300円 小・中学生 150円

塩屋 (竹田市)

塩屋土蔵は市内に残る最も古い商家であり、間取りの組み立てが壊されていないことからも竹田市内の商家を代表する建物といえます。 1865年に建てられました。

 

 

西部
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草野本家 (日田市)

最近、街並みが人気を集める日田市豆田町において、草野本家はなくてはならぬ要素になっています。江戸時代におおいに栄えた、蝋商人の屋敷です。

公開は年4回、1ヶ月づつ程度に限られています。特に春のおひな祭りには多数の見学者が訪れます。

入館料 550円(年4回公開)

久留島記念館 (玖珠町)

日本のアンデルセンと呼ばれた、森出身の童話作家・久留島武彦氏の資料を展示した資料館です。もとは造り酒屋を営んでいた、荒木本店の住居だった建物になっています。

入館時間 9:00〜17:00

休館日 月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)

入館料 大人200円 中学生以下無料

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※このページは 大分大学 工学部 福祉環境工学科建築コース 木質構造研究室 の製作です

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