◇卒業論文
研究の目的と方法
◇研究の目的 都市の市街化及び緑地環境をどのように評価すべきかは、リモートセンシング技術の分野で多大な蓄積がある。従来のリモートセンシング技術の解析では地表面の立体的な状態を考慮して解析を進めることは一般におこなわれていない。しかし、地表面の地形条件を解析に組み込まなければ、地表面、特に土地の植生についての条件を評価したことにはならないと思われる。また、都市の市街化及び緑地環境を評価すためには市街地・緑地を取り巻く様々な都市的諸活動との関連性で評価しなければならないと思われる。 |
◇研究の方法 まず、前準備として、ランドサットTMデータの画像の処理解析を行う。本研究では、PCI(リモートセンシング解析ソフト)を使用し、画像の切り出し、幾何学的補正、土地被覆分類図の作成、NVI指標の算出を行った。その後テキストデータに変換し、分析に用いた。
更に、土地被覆分類データ、NVI指標と大分市市域データとのマッチングを行い、各メッシュデータとの融合による分析を可能にする。分析に用いるメッシュデータは次の通りである。 |